相続した不動産をどうするべきか。売却・活用・保有…最適な選択をプロが徹底解説 | 千葉の中古マンション・不動産情報ならリメゾンへ

TOPページ >
住まいのお役立ち情報一覧 >
相続した不動産をどうするべきか。売却・活用・保有…最適な選択をプロが徹底解説
2025-10-30 2025-12-01

相続した不動産をどうするべきか。売却・活用・保有…最適な選択をプロが徹底解説

相続した不動産をどうするべきか。売却・活用・保有…最適な選択をプロが徹底解説

こんにちは、Re・maison(リ・メゾン)の梅田です。
両親や親族から不動産を相続したとき、多くの方が最初に悩むのが
「この不動産、どうするべきなのか?」
という問題です。

相続は突然訪れます。
そして、ほとんどの人が“事前準備ゼロ”の状態で不動産を引き継ぐため、次のような状況に陥りがちです。

・使う予定がない
・遠方すぎて管理できない
・税金だけが毎年かかる
・空き家の維持が負担
・兄弟・親族間で意見がまとまらない

相続した不動産は「とりあえず持っておく」と判断しがちですが、放置するのは最悪の選択肢です。
ここでは、相続不動産に向き合うときに絶対に知っておくべき知識と、選択肢のメリット・デメリット、判断の基準をRe・maison流に整理してお伝えします。
 


 

1.まず理解しておくべき「相続不動産の3つの選択肢」

相続した不動産の選択肢はシンプルに次の3つです。

売却する

賃貸として活用する

自分(または家族)が住む

ただし、選択肢はシンプルでも、判断は簡単ではありません。
どれが正しいかは物件の状態、立地、家族構成、資産状況によって大きく変わります。

Re・maisonでは、まず次の3点を最優先で確認します。

・その不動産に住む予定はあるか
・維持管理にかかるコストと手間は許容できるか
・今後10年、その不動産は価値を保てる場所か

この3つから自分に合った方向性が見えてきます。



                            

2.相続不動産を「売却」するという選択肢

最も選ばれやすい選択肢が売却です。
理由は圧倒的にシンプルで、「不動産は維持しない限り負債になるから」です。

売却するメリット

・固定資産税、管理費、修繕積立金などの負担から解放
・現金化することで、相続人同士の分配がスムーズ
・空き家の管理リスクをゼロにできる
・税金の優遇制度(相続空き家の3000万円控除)が使えるケースもある

特に、相続した不動産に誰も住まない場合、売却は最も合理的な選択となります。

売却のデメリット

・思い入れが強い場合、心理的に手放しづらい
・相続人全員の同意が必要
・不動産の状態によっては費用(解体など)が発生する

売却の判断では感情が強く影響します。
冷静な判断をするためにも、第三者のプロに客観的な価値を見てもらうことが大切です。


                      

3.相続不動産を「賃貸として活用」する場合の注意点

不動産を残したい、売るのは忍びないという方が検討するのが賃貸化です。

しかし、賃貸経営は“収益ビジネス”です。
中途半端な気持ちでは失敗するケースもあります。

賃貸活用のメリット

・家賃収入が得られる
・固定資産税や維持費を家賃でカバーできる
・将来売却する場合も価値が残りやすい

しかし、現場の実感としては、メリット以上に注意点が多いのが賃貸化です。

賃貸のデメリット(これを理解しないと危険)

・空室リスク(常に入居者が付くとは限らない)
・設備トラブルの対応(給湯器・エアコン・水漏れ)
・修繕費の急な出費
・古い物件だと初期リフォーム代が高額
・賃貸管理会社との月額コストがかかる
・遠方の場合は実質管理が不可能

築20〜30年以上の戸建て・マンションを賃貸に出す場合、
“リフォーム代が家賃収入を超える”ケースが現場でも本当に多いです。

賃貸を検討するなら、必ず収支シミュレーションを行う必要があります。

◆相続不動産に「自分で住む」という選択肢

相続した家を自分が住むことで、最もシンプルに活用できるケースもあります。

ただし、住む場合も次を必ず確認しなければいけません。

住む場合のチェックポイント

・通勤や生活の利便性は問題ないか
・築年数は古すぎないか(耐震基準も含む)
・大規模リフォーム費用がどれほど必要か
・固定資産税や管理費を払えるか
・将来売却する場合に価値が落ちすぎないか

古い戸建てなどは、リフォームだけで数百万円かかる場合もあります。
「住む=最も安い選択肢」とは限りません。

◆相続不動産の判断を誤ると発生する“5大リスク”

相続した家をそのまま放置するのが最も危険です。
実際に相談が多いリスクをまとめると次の通りです。

空き家の老朽化で資産価値が低下

固定資産税だけを払い続ける負担

近隣トラブル(草木・害虫・侵入リスク)

特定空家に指定され固定資産税が6倍になる可能性

兄弟・親族間のトラブルが深刻化

特に、特定空家に指定されると固定資産税が跳ね上がり、
手遅れになってから相談に来られる方も多いのが現実です。

Re・maisonに無料で相談・来店予約

4.相続した不動産の“最適な判断基準”はこれだけ

Re・maisonでは相続不動産の相談を年間数多く受けていますが、
どれが正解という絶対的な答えはありません。

しかし、判断の軸は明確に存在します。

判断の3つの軸

利用可能性(住む・使う可能性があるか)

維持可能性(税金や管理の負担を許容できるか)

資産性(将来価値が落ちすぎないか)

この3つの軸に照らすと、最適な選択肢が自然と決まってきます。

5.Re・maisonが考える「最も後悔しない選択」とは

あらゆる相談を受けてきた実感としてお伝えすると、

結論
・使う予定がない
・管理できない
・遠方
・築年数が古い

この条件に当てはまる場合、
迷わず売却をおすすめします。

現金化しておく方が、将来のための選択肢が広がります。

逆に、
・通える距離にある
・将来子どもが使うかもしれない
・管理状態が良い
・立地が優れている

といった場合は、保有や活用という判断も選択肢になります。

あなたにとっての“最適解”はケースごとに異なります。

6.まとめ|相続不動産は「放置」が最も危険。早めに方向性を決めよう

相続した不動産は、
買った瞬間から価値がわかる一般的な不動産とは違い、
「情報不足」「感情」「家族関係」など、複数の問題が重なりやすいのが特徴です。

しかし、絶対に押さえておくべきポイントは一つです。

相続不動産は放置しない。

放置すればするほど、
負担もリスクもトラブルも大きくなります。

もし今、

・売るべきか悩んでいる
・空き家の管理に困っている
・相続人同士で話がまとまらない
・古すぎて価値がわからない

といった状況なら、早めに相談してください。

Re・maisonでは、
物件調査・管理状態の分析・税金の整理・売却の難易度診断などを
ワンストップでサポートしています。

あなたが後悔しない選択をするための“材料集め”からお手伝いします。


                  

Re・maisonに無料で相談・来店予約

ページ作成日 2025-10-30

千葉エリアの中古マンション・不動産情報ならリメゾンへお任せください!

Other column
TOP
リメゾン
〒260-0033 千葉県千葉市中央区春日2丁目21-11遠藤ビル 3階
TEL:043-239-7108 FAX:043-239-7109