
こんにちは。Re・maisonの梅田です。
不動産購入を検討しているお客様から、よくこんなご相談を受けます。
「住宅ローンって、保証料と事務手数料ってあるけど、結局どっちが得なの?」
たしかに、この2つの費用は名前も役割もややこしくて、何となく聞き流してしまいがち。
でも、実はこの違いをちゃんと理解しておかないと、将来「こんなはずじゃなかった!」なんてことも。 今回は、住宅ローンを組むときにかかる「保証料」と「事務手数料」について、やさしく、わかりやすく解説していきます!
1.そもそも保証料って何?
保証料は、かんたんに言えば「もしローンが払えなくなった時に、銀行が損をしないための保険料」のようなものです。
昔は「連帯保証人」を立てるのが当たり前でしたが、今は保証会社がそれを代わりに引き受けてくれる仕組みに変わっています。 その保証会社に対して、借りる側が支払うのが「保証料」です。
【主なポイント】
支払い先は「保証会社」 借入金額の2〜3%が相場
(例:3,000万円 × 2% → 約60万円) 地銀系や都市銀行でよく使われる仕組み
そしてここがポイント! この保証料、実は将来的に【返ってくる可能性】があります。
例えば、ローンを途中で繰上げ返済したり、物件を売却して完済した場合、残っている期間に応じて「未使用分の保証料」が返金されることがあるんです。 実際、私も売却時に約40万円が戻ってきた経験があります!これは大きいです!
2.事務手数料とは?保証料とどう違う?
対して「事務手数料」とは、読んで字のごとく、銀行側の手続きに対して払う“作業費”のようなもの。
特にネット銀行や一部のメガバンク(三井住友銀行など)では「保証料無料!」と打ち出している代わりに、この事務手数料が高めに設定されています。
【注意ポイント】
相場:借入金額の2.2%前後(例:3,000万円 × 2.2% → 約66万円)
保証料はかからない でも【返金なし】!
完済しても戻ってきません つまり、最初に支払う額は似ていても、将来的に差が出るということ。
3.どちらが得?比較してみよう
【比較ポイント】
●保証料型ローン(地銀など)
初期費用 :高め・将来返金 :一部返金あり・金利水準:やや高め・手続き:対面で相談できる
●事務手数料型ローン(ネット銀行など)
初期費用:高め・将来返金:返金なし・金利水準:低金利が多い・手続き:ネット完結型が多い
パッと見、ネット銀行の方が“安く済みそう”に見えますが、 「数年で売却するかも」「繰上返済を考えている」という方には、保証料型の方がトータルで得になるケースもあります。
4. こんな人はこう選ぶといい!
✅ 保証料型が向いている人
将来、物件を売却する可能性がある 途中で繰上返済する予定がある 対面でしっかり相談しながら進めたい ✅ 事務手数料型が向いている人
金利の低さを最優先にしたい 長期間ローンを組む予定(繰上返済はあまり考えていない) ネットでサクッと手続きしたい
5.まとめ|「金利だけ」で判断しないこと
住宅ローンを比較するとき、「金利が何%か?」だけに目がいきがちですが、実はそれ以外の“仕組み”こそ大事。 特に保証料と事務手数料は、数十万円単位で違いが出ることもあるので、あとで後悔しないように、しっかりと内容を把握して選ぶことが大切です。 迷ったときは、実際のライフプラン(売却予定・返済ペース・家族構成など)をもとに、Re・maisonにぜひご相談ください! あなたに合った住宅ローンの選び方を、一緒に考えましょう!
Re・maisonでは、こうした不動産にまつわる複雑な手続きや仕組みも、お客様一人ひとりに寄り添って丁寧にご説明し、安心・納得のいく取引ができるよう徹底サポートいたします。初めての購入でも、わからないことはすべてご相談ください。