
こんにちは、Re・maisonの梅田です! 「家って、頭金を貯めてから買うものでしょ?」そう思っている方、まだまだ多いと思います。 ですが、実際には「頭金0円」で購入するケースも、ここ数年でかなり増えてきました。 私自身も、お客様の9割以上が頭金0円で購入されています。
今回のブログでは、本当に頭金0円で買えるのか?
メリット・デメリットは?
どんな人に向いているか?
といった点を、なるべく分かりやすくお話ししていきます。
1.頭金って何のためにあるの?
そもそも頭金とは、住宅ローンを借りる前に“現金で支払う金額”のことです。 一般的には、物件価格の1〜2割を用意することが多く、 例えば3,000万円の物件なら、300万円〜600万円を先に用意するというイメージですね。
この頭金を支払うことで、借入額が減り、
・月々の返済額が少なくなる
・支払い総額(利息含む)が安くなる
というメリットがあるわけです。
2.それでも頭金0円で買う人が増えている理由
一昔前までは「頭金ゼロ=無謀」みたいなイメージがありました。でも今は時代が変わってきています。
■理由その1:銀行のローン審査が柔軟になった
最近は、物件価格100%フルローンや、 諸費用も含めた110%〜115%(フルローン)を組めるケースも増えています。 さらに最近では、引っ越し代や各種家電の購入費用もローンに含められる商品も登場しています。また、銀行によっては住み替え時の“売却損”を含めて住宅ローンとして融資してくれるケースもあります。 ※ただし注意点として、余ったローン資金を車の購入や高額なブランド品など、住宅と関係ないものに流用するのはNG。使い方によっては金融機関の信用を損なう可能性もあるため、注意が必要です!
■理由その2:手元資金を残しておきたい人が多い
結婚・出産・教育・転職・病気…人生には予期せぬお金の出費がつきもの。 手元に現金を残しておくことの大切さが、見直されてきているからです。
■理由その3:20代・30代の若い購入者が増えている
現実的に「数百万円の頭金は用意できないけど、家を買いたい」という方が増えています。
3.頭金0円のメリット
●貯金がなくても家を買える
賃貸だと月々の家賃は掛け捨てです。例えば家賃8万円だと年間で約96万円を「住む権利」に支払っていることになります。一方で住宅ローンは、例えば月8万円の返済のうち7万円が元金返済、1万円が利息というケースも多く、7万円分は「将来の資産」に変わっていきます。
つまり、ローンを完済すれば家は“自分のもの”になります。毎月の支払いが単なる支出で終わる賃貸と比べ、住宅購入は資産形成にもつながる選択肢と言えるのです。 ●手元資金を別の用途にまわせる
子育てや車の購入、老後資金など、柔軟なライフプランが組めます。 ●住宅ローン控除が最大限活用できる
借入額が多いほど控除額が増えるため、結果的に節税メリットが大きくなる場合もあります。 ※注意点として、物件によっては住宅ローン控除の対象外になることがあります。購入前にしっかり確認しておきましょう!