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中古戸建て×リノベーションは本当にアリ?メリットと注意点をプロが徹底解説
2025-10-10 2025-12-01

中古戸建て×リノベーションは本当にアリ?メリットと注意点をプロが徹底解説

中古戸建て×リノベーションは本当にアリ?メリットと注意点をプロが徹底解説

こんにちは、Re・maison(リ・メゾン)の梅田です。ここ数年、中古戸建てを購入して、自分好みにリノベーションする方が急増しています。
特に千葉エリアでは、新築戸建てが高騰し、土地の供給も限られる中で、中古戸建て+リノベーション という選択が、非常に現実的で、自分らしい住まいを実現しやすい方法として注目されています。

ただ、同時にこんな不安の声もよく耳にします。

「中古戸建てって大丈夫なの?」
「リノベって結局どれくらい費用がかかるの?」
「失敗例も多いって聞くけど…」

結論から言えば、中古戸建てリノベは “正しく選べば” 非常に満足度が高い住まいづくりができる 方法です。

ただし、物件選びを間違えると、追加費用の連続や、住み始めてからのトラブルにつながる可能性もあります。

今回は、中古戸建てリノベの魅力から、デメリット、そしてプロが行うべき正しい物件の見極め方まで、Re・maison視点でわかりやすく解説します。


 

1.中古戸建てリノベーションが人気の理由

まずは、なぜ中古戸建て×リノベがここまで選ばれているのか。
その理由を整理してみます。

①新築より費用を抑えられる

今の新築戸建ては、建築費の高騰・人件費の上昇・土地価格の上昇などが重なり、
「買いたくても買えない価格帯」になりつつあります。

例えば千葉市では、新築が4,000万〜5,500万円が当たり前になっています。

一方、中古戸建てなら…

中古戸建て 2,000万円
リノベ費用 600〜1,000万円

トータル3,000万円前後で、新築と同等以上の住宅性能・デザインが実現できる場合も少なくありません。

②間取りの自由度が高い

中古戸建ては、構造にもよりますが、

・壁を抜いて広いLDKに
・和室をつぶしてパントリーに
・水回りを総入れ替え
・キッチンの配置を変更
・収納を増やす

など、住み方に合わせたプラン変更が可能です。

新築建売では叶えられない
「本当に住みやすい間取り」が作れるのは、中古×リノベだけの魅力です。

③立地の選択肢が広がる

中古戸建ては供給数が多いため、

・駅近
・生活利便性の高いエリア
・教育環境が整う学区

など、条件を満たす場所で家が見つかりやすいのがメリット。

新築は郊外寄りになりがちですが、中古は選択肢の幅が圧倒的に広いです。


                            

2.中古戸建てリノベーションのデメリットと注意点

もちろん良いことばかりではありません。
中古戸建てには、しっかり理解しておくべき注意点があります。

①追加費用が発生しやすい

中古戸建ては、実際に解体してみるまでわからない部分も多いため、

・シロアリ
・土台の腐食
・配管の劣化
・屋根・外壁の雨漏り
・断熱の不足
・基礎の不具合

などが見つかることがあります。

これは見た目だけでは判断できないため、
事前の建物診断(ホームインスペクション) が必須です。

②リノベ費用が予想以上に膨らむ可能性

想定外の補修工事が発生すると、予算が20~50万円どころか、
100万〜200万円単位で変わることもあります。

リノベを想定して中古戸建てを買うなら、
予算に余白を持つことは必須 です。

③耐震性のチェックが欠かせない

特に1981年(昭和56年)6月より前の旧耐震基準の場合は、
耐震補強を含めて検討が必要です。

耐震補強費は50~150万円ほど。
地盤調査や建物の構造を理解している会社に依頼するのが鉄則です。

④建ぺい率・容積率の制限

中古戸建ては、

・再建築不可
・セットバックが必要
・敷地延長
・道路付けが悪い

など、土地としての制約が強い物件もあります。

リノベの前に必ず「再建築可否」を確認しなければいけません。

                      

3.中古戸建てリノベで成功するために、絶対に外せないポイント

中古戸建てリノベを成功させるには、
見た目のきれいさではなく、本質を見抜く力 が必要です。

Re・maisonの現場目線で、特に重要な項目をまとめます。

①“建物そのものの健康状態” を必ず確認する

具体的には以下です。

・基礎のひび割れ有無
・白蟻の痕跡
・天井裏の雨漏り
・床下の湿気
・給排水管の劣化具合
・外壁・屋根の劣化
・断熱材の有無

ここを見ずに購入すると、後で大きな後悔につながります。

Re・maisonでは、戸建ての調査はかなり重視しています。

②物件選びは「立地7割」で決まる

建物はリノベで変えられますが、立地は変えられません。

・駅距離
・周辺環境
・日当たり
・治安
・学区
・車の出入り
・道路幅

これらが悪いと、将来売れません。

中古戸建ては特に「出口」が重要。
売れる立地かどうかは、最初で必ず見極める必要があります。

③無理な間取り変更をしない

戸建ての骨組み(構造)を無視した間取り変更は危険です。

・耐震性が落ちる
・工事費が跳ね上がる
・完成後に不具合が出る

設計士のチェックなしで間取りを変更してはいけません。

④水回りの位置は可能な限り動かさない

水回りの移動は配管工事を伴うため、費用が高額になりがちです。

基本は、

キッチン・浴室・洗面・トイレ → できるだけ現状位置を活かす

これがコスパの良いリノベの基本です。

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4.Re・maisonが考える「中古戸建てリノベが向いている人」

以下に当てはまる方は、中古戸建てリノベが非常に合います。

・新築だと予算オーバーになってしまう
・好きな間取り・デザインで住みたい
・広い家がほしい
・駅近など立地を重視している
・将来の資産価値も考えたい
・家族構成が変わる予定がある
・じっくり家づくりを楽しみたい

逆に…

・とにかく手間をかけたくない
・追加費用が絶対イヤ
・工期の遅れが許容できない

という方は、建売の方がストレスは少ないです。


5.まとめ|中古戸建てリノベは“正しく選べば”最高の住まいになる

中古戸建てリノベは、
新築では味わえない「自由度」と「コスパ」が最大の魅力です。

ただし、物件選びの難易度は高い。
だからこそ、最初の判断を誤らないことが重要です。

Re・maisonは、建物調査やリノベ前提の物件選びを得意としています。
本当に安心して長く住める家だけを、一緒に選ぶことをお約束します。

中古戸建てリノベに興味がある方は、
いつでも気軽に相談してください。

あなたの理想の住まいを、一緒に形にしていきましょう。


                  

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ページ作成日 2025-10-10

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