
こんにちは。Re・maisonの梅田です。
近年、「20代でマンションを購入する」という選択が注目されています。
かつては「マイホーム購入=30代以降」というイメージが強かったものの、
低金利の継続や資産形成志向の高まりから、若年層の購入希望者が増加しています。
Re・maisonでも、20代の一人暮らしでマイホームを購入されたお客様は数多くいらっしゃいます。
「家賃がもったいない」「将来のために資産を持ちたい」といった声が非常に多く寄せられています。
この記事では、20代でマンションを購入することのメリット・デメリット、実際の事例、
そして後悔しないためのポイントまで、詳しく解説していきます。

1.20代でマンションを買うメリットとは?
■ 若いうちに住宅ローンを組める
住宅ローンは一般的に35年ローンが主流です。20代でローンを組めば、返済完了も50代~60代と早期に完済できます。将来の負担を軽減しながら、早めの資産形成が可能になります。
■ 家賃と変わらない支払いで「自分の資産」に
家賃に月10万円を払う場合、10年で1,200万円を消費します。しかし、この金額を住宅ローンの返済に充てれば、将来的に自分の資産として残すことができます。
しかも、家賃は基本的に値上がり傾向ですが、住宅ローンは金利固定型であれば支払いが一定という安心感もあります。
■ 資産としての活用可能性
マンションは売却や賃貸運用といった選択肢があり、将来的に住み替えを検討する際にも活用できる「資産」となります。ただし、住宅ローンの契約中に勝手に賃貸に出すことはできないため、事前の金融機関への確認が必要です。
■ 住宅ローン控除など税制面のメリット
一定の要件を満たせば、住宅ローン控除を活用することで、10年間にわたり所得税の還付を受けることができます。20代のうちにこの制度を利用すれば、所得税の還付や住民税の減額などのメリットを受けることが出来ます。
2.購入前に知っておきたいデメリットと注意点
20代は結婚・転職・転勤・独立など、人生のターニングポイントが多い時期です。
マンションを購入しても、数年後に生活環境が変わる可能性を常に意識しておく必要があります。
■ 初期費用がかかる
マンション購入時には、頭金や諸費用(登記費用・火災保険・仲介手数料など)が必要になります。
とはいえ、最近では諸費用を含めた「フルローン」も可能となっており、初期負担を抑えて購入するケースも増えています。
■ 維持費の存在を忘れずに
マンションでは毎月、管理費・修繕積立金といった維持費が発生します。
また、固定資産税や将来的な大規模修繕などの費用も見込んでおく必要があります。
3.実際の購入事例から学ぶ!20代でも可能な不動産購入
事例①:22歳男性・年収330万円
購入物件:千葉市美浜区 築50年 2LDK(50㎡)
購入価格:1,300万円
頭金:100万円
月々の返済:約3.7万円(35年ローン)
決め手:家賃と変わらない負担で「自分の資産」を持てる点
事例②:28歳女性・年収400万円
購入物件:市川市 原木中山駅 徒歩8分 1LDK(40㎡)
購入価格:1,600万円
頭金:0円(フルローン)
月々の返済:約4.5万円(35年ローン)
決め手:リモートワーク中心の生活を快適にしたかった
どちらの方も共通しておっしゃるのは、「家賃を払い続けるのがもったいない」という意識です。
4. 20代でマンション購入を成功させる5つのポイント
① 収支バランスの見直し
ローンの返済額は「年収の30%以内」に収めるのが理想的。
例えば年収300万円であれば、年間返済額は90万円、月々7.5万円以内に収めると安心です。
② 親や家族への相談は必須
特に20代前半の購入者には、親への説明や同意が重要になることも。
家族間でトラブルにならないためにも、しっかりと相談しておきましょう。
③ 将来のライフイベントを想定
仕事・結婚・子どもの誕生など、10年先のライフプランをある程度描いたうえで購入することが重要です。
④ エリアと資産価値の見極め
駅近・再開発エリア・需要の高いエリアなど、将来的に価値が落ちにくい物件を選びましょう。
Re・maisonでは資産価値の見極めも、もちろんアドバイスしています。
⑤ 信頼できる不動産会社を選ぶ
「情報発信をしている」「親身なサポート体制」など、条件やサポート体制が整った不動産会社を選ぶことで、初めての購入でも安心です。