
こんにちは。Re・maisonの梅田です。
物件探しをしていて、「この家いいな」と思ったこと、ありませんか?
でも同時に、「これ、他の人も狙ってるんじゃ…?」と不安になることも。
これ、実はただの思い込みじゃないんです。
私たちも現場で何度も経験していて、かなりの確率で“本当に”他の人も検討しているケースが多いんです。
しかも今は、不動産会社とお客様の間にあった“情報の差”がほぼなくなり、ネットで誰でも最新の物件情報を見られる時代。条件のいい物件には、自然と人が集まるようになっています。
今回は、なぜそうなるのか?
そしてどう動けばチャンスを逃さないのか?を、Re・maisonの経験からお話します。

1.ネットで誰でも全物件チェックできる時代
ひと昔前までは、「いい物件は業者だけが知っている」ということが当たり前でした。
でも今はSUUMO、ホームズ、アットホームなどのポータルサイトにほぼ全部載っています。
つまり、お客様も日々市場に出ている物件をチェックしていて、
「価格・立地・室内の状態など、自分にとって条件がいい物件」をしっかり見極めています。
ここで大事なのは――
あなたが「いいな」と思った物件は、他の人も同じように「いい」と思っている可能性が高いということ。
2.売れなかった物件が急に動くワケ
私たちが現場でよく見るのが、半年〜1年近く動きがなかった物件に、突然2〜3件の申込みが重なるパターン。
偶然のように見えて、実は理由があります。
それは「外的要因」と「内的要因」の2つ。
外的要因:ライバル物件が売れた
みんな同じエリア・価格帯で比較していて、その中で「1番条件がいい物件」から売れていきます。
1位が売れると2位が繰り上がり、2位が売れると3位が繰り上がる。
気づいたら、今まで見向きもされなかった物件が“市場で一番いい物件”になっていることがあります。
内的要因:値下げで魅力アップ
売出し当初は相場より300〜500万円高かった物件も、売れないまま期間が延びると価格を見直します。
数回の値下げで相場価格に近づくと、一気に注目度が上がります。
この値下げとライバル物件の成約が同時期に起こると、その物件に申し込みが集中しやすくなるんです。
3.実際にあった「申込みがかぶった」ケース
Re・maisonのお客様でも、こんなことが立て続けにありました。
見学後、2〜3日〜1週間ほど考えてから「やっぱり欲しい」と連絡
その時には、すでに他の人が申込み済み
しかもこれが3件連続
見学した時には空いていたのに、数日で状況が変わる――。
これは「条件のいい物件が売れた」+「値下げで魅力アップ」が重なった時に特に起こります。
4. 焦らせる営業トークにも注意
①もちろん、「他にも検討している人がいます」というセリフが、単なる営業トークのこともあります。
たとえば、
実際は1組だけが動いているのに「何組かいます」と言う
同じお客様が複数の不動産会社で話をしているだけなのに、別の人のように見せる
本当に競合している場合もありますが、演出の場合もあるので、鵜呑みにせず冷静に判断しましょう。
●チャンスを逃さないための3つの行動
①気になる物件はすぐ内覧予約
写真や間取りだけじゃわからないことが多いです。
②価格改定や成約情報をこまめにチェック
相場感がわかると「今が動き時」かどうか判断できます。
③担当者と密に連絡を取る
プロからの最新情報が、ライバルより早く動けるカギになります。