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不動産業界の裏話 不動産はいつ買うのが良いの?安くなるタイミングっていつなの?
2025-08-04 2025-08-08

不動産業界の裏話 不動産はいつ買うのが良いの?安くなるタイミングっていつなの?

不動産業界の裏話 不動産はいつ買うのが良いの?安くなるタイミングっていつなの?

こんにちは。Re・maisonの梅田です。
「不動産って、いつ買うのが一番お得なんでしょうか?」

これは、私が日々お客様と接する中で非常によくいただくご質問のひとつです。

「やっぱり景気が悪い時が狙い目?」
「年末や決算期に安くなるって聞いたことがある」
「不動産価格は下がらないって言われたけど、ホント?」

──など、いろんな声がある中で、実際のところは“ケースバイケース”です。

とはいえ、まったく見通しが立たないというわけではありません。
不動産価格が動きやすい“きっかけ”や“交渉の余地が生まれやすいタイミング”には、ある程度のパターンが存在します。

この記事では、中古マンション購入を検討している方向けに、「いつ買うのがベストなのか?」を判断するための基礎知識を、不動産営業としての経験をもとに、わかりやすくお伝えします。

不動産は高額な買い物だからこそ、「タイミングの見極め」が重要。
ぜひ最後までお読みいただき、賢い購入判断に役立ててください!



 

1.個人が売主の中古マンションは“じわじわ値下がり”を狙え

まず、中古マンションの中でも「売主が個人」のケースについて。

個人の方が所有しているマンションは、売却の理由が「転勤」や「住み替え」、「相続」などの生活事情に左右されるため、売却時期は“その人の都合次第”です。

このため、株式市場のように「年末は売りが多い」「夏は価格が下がる」といったシーズナリティがあるわけではなく、価格も比較的安定しています。

とはいえ、ある程度時間が経つと値下げされることも少なくありません。

▽ 販売開始から2〜3カ月が“初めての見直しタイミング”

一般的には、売り出して2〜3カ月が経過すると、仲介会社が売主に対して「価格見直しの提案」を行うケースが増えてきます。

なぜなら、反響(問い合わせ)や内見数が落ちてきた場合、価格が原因である可能性が高くなるからです。

このタイミングが、買主にとっての“値下げ交渉チャンス”となります。

ただし、これはすべての売主に当てはまるわけではなく、中には「売れるまで強気で行く」という方もいらっしゃるため、あくまで一つの目安と考えておくとよいでしょう。

                            

2.不動産会社が売主の物件は“決算期”と“融資期限”がチャンス

続いて、「不動産会社が売主」の場合。これは、いわゆる“リノベ済みマンション”などに多いパターンです。

このような物件は、企業としての販売戦略や決算タイミング、融資の都合によって、価格の見直しや値引き交渉に応じる可能性があります。

▽ 一番狙い目は「1〜3月の決算期」

不動産会社の多くは3月が決算期。

そのため、1〜3月は“どうしても売上を確保したい時期”にあたり、多少の値引きをしてでも在庫を減らそうとする傾向があります。

特に1〜2月は「決算直前の最後の追い込み」のため、値引き交渉が通りやすくなる絶好のタイミングです。

3月に入ると、契約から引き渡しまでのスケジュールが厳しくなり、「年度内に売る」ことが難しくなるため、交渉余地が少なくなっていきます。

▽ 融資期限の“1年ルール”もチェック

不動産会社がマンションを購入する際、銀行からの融資を利用して仕入れているケースが多くあります。

この融資には「1年以内に完済する」という条件がつくことが多いため、仕入れから10カ月を超えたあたりから、「早く売らないといけない」という焦りが見え始めることがあります。

この“融資期限前の2カ月間”が、価格交渉を進めるうえでの狙い目です。

ただし、資本力のある大手不動産会社は、自社資金でローンを完済できる場合もあり、この限りではありません。


                      

3.値下げ交渉は会社の方針次第?見極めポイントとは

ここまで読んで「よし、値引き交渉しよう!」と思われた方。

ちょっと待ってください。

近年の不動産業界では、会社によって「価格交渉そのものがNG」というケースも増えてきているのです。

▽ 従業員数50人以上の会社は交渉不可?

中堅〜大手の不動産会社では、社内ルールとして「価格交渉は一切受け付けない」と明文化しているところもあります。

これは“ブランド力を保つ”ための施策でもあり、「値引きできない=その価格で価値がある」という戦略の一環です。

ですので、「この会社の物件は価格交渉できるのか?」という見極めは、営業担当者にそれとなく聞いてみるのが早いです。

また、「他の条件で調整してもらえるか?」(例:仲介手数料・引渡し時期など)という交渉も視野に入れると、より柔軟な提案が可能になります。

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4.安く買うための“仲介会社選び”も重要です

最後に、忘れてはいけないのが「仲介会社選び」です。

どんなに物件の状況が良くても、それを買主に正しく伝え、売主との交渉を上手に進めてくれる“パートナー”がいなければ、良い条件での購入は難しくなります。

▽ 仲介会社が持つ“売主の裏情報”

信頼できる仲介会社であれば、売主の状況(売却理由・価格見直しの意向・融資状況など)をある程度把握しており、「今、交渉するのがチャンスです」といった“タイミング情報”をくれます。

また、過去に同じ売主と取引がある場合、スムーズに交渉を進められることも多く、購入側にとっては大きなメリットとなります。

Re・maisonでも、こうした“内部事情”を踏まえたうえで、お客様に最適な物件と購入戦略をご提案しています。

5.まとめ|不動産購入は「相手の事情+プロの目利き」がカギになる

不動産購入を成功させるための最大のポイントは、

“相場”ではなく、“売主の事情”を見ることです。

価格交渉ができるかどうかは、

●売主が個人か法人か
●売り出してからの経過期間
●決算や融資期限などの背景事情
●不動産会社の販売方針
●仲介会社の力量と信頼関係

──これらが複雑に絡み合って決まります。

「ちょっとでも安く買いたい」「値下げのチャンスを逃したくない」という方は、
まずは信頼できる不動産会社に、状況を丁寧にヒアリングしてもらうことから始めましょう。

Re・maisonでは、購入希望者様にとって有利なタイミングを見極め、安心・納得できる取引を実現するためのサポートをしています。いつでもお気軽にご相談ください。

                  

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