
こんにちは、Re・maisonの梅田です! 初めてのマイホーム購入って、わからないことだらけですよね。 特に「購入してから、実際に引越しできるのはいつ?」というのは、多くの方が不安に感じるポイントです。 お子様がいるご家庭では、学校や保育園のスケジュールなども考慮しながら、引越し時期を慎重に計画する必要があります。
今回は、不動産購入(=不動産売買契約の締結)から引越しまでのスケジュール感を、物件の種類ごとにわかりやすくご説明します。 物件によってスケジュールがまったく違う!
実は、引越しまでの流れは「どんな物件を購入するか」で大きく変わります。
ここでは【マンション】【中古戸建】【新築戸建(完成・未完成)】に分けて解説していきます。

1.新築戸建(完成・未完成)の場合
■ 新築戸建(完成物件)
完成済みの新築戸建を購入する場合、不動産売買契約から引渡しまでの期間はおおよそ1ヶ月が目安です。 建売業者の多くは「1ヶ月以上先の引渡しは不可」というルールを設けているため、 「3ヶ月後に引越したいから、今買っておこう」というスケジュールは基本的に難しいです。
この点は注意が必要です!
■ 新築戸建(未完成物件)
まだ建築中の物件を購入した場合、引渡しの時期は「完成後から2週間以内」が一般的です。
このスケジュールも、多くの建売業者があらかじめルールとして設定しています。
また、完成物件・未完成物件どちらも、引渡し後はいつでも引越しできます。 引渡し当日に引越す方もいれば、1ヶ月ほどかけてゆっくり準備する方もいます。
ただし、引渡し日=住宅ローン実行日となるため、 引越しを遅らせると「住宅ローンの支払い」と「現在の賃料」が二重になる可能性があります。 できるだけ無理のない範囲で、早めの引越し計画を立てましょう!
2.中古戸建・中古マンションの場合
中古の場合、「売主が今住んでいるかどうか」でスケジュールが大きく変わります。 戸建でもマンションでも基本的な考え方は同じです。
■ 売主が居住中の場合
売主さんがまだその物件に住んでいる場合、 売主側の「いつ引越しできるか」によって、引渡し時期が決まります。 たとえば… お買い替えで、すでに次の住まいが決まっている これから新居を探す予定 実家へ戻る予定 賃貸へ引っ越す予定 など 一般的には、不動産売買契約から約2ヶ月前後で引渡しとなるケースが多いです。 ただし、売主の都合によってはこれより長くなる場合もあります。
■空き家・空室の場合
すでに空き家(または空室)の場合は、引渡しまでのスケジュールは買主側の都合で調整しやすくなります。個人が売主の場合は、2ヶ月前後、不動産会社の場合は、1カ月前後が目安です。
3.住宅ローンを使う場合
住宅ローンを使う場合は下記の手続きが必要です
●契約締結後に本審査
●金融機関との金銭消費貸借契約(通称「金消契約」)
●ローン実行(引渡し) この一連の流れには1ヶ月〜1ヶ月半程度かかるのが一般的です。
もちろん引渡し後はすぐに引越し可能ですが、 先述の通り「引渡し=住宅ローン実行」なので、早めの引越しをおすすめします。
▶ リフォームが必要な物件の場合 中古物件によっては、入居前にリフォームが必要なケースもあります。 その場合、基本的にリフォーム工事ができるのは「引渡し後」からになります。 (契約後すぐに着工することはできません) また、フルリフォームなどの場合は、工事に1ヶ月以上かかることもあります。
つまりこの場合は、 引渡し → リフォーム → 引越しという順序になるため、 一般的なスケジュールよりも1ヶ月ほど遅れての入居になるイメージです。 注意点として、リフォーム工事中も住宅ローンの支払いは始まっているため、 「現住まいの賃料」と「ローン返済」の二重支払いが発生します。