家を買うときに資産価値を気にするべき本当の理由 | 千葉の中古マンション・不動産情報ならリメゾンへ

TOPページ >
住まいのお役立ち情報一覧 >
家を買うときに資産価値を気にするべき本当の理由
2025-09-07 2025-09-07

家を買うときに資産価値を気にするべき本当の理由

家を買うときに資産価値を気にするべき本当の理由

こんにちは、Re・maison(リ・メゾン)の梅田です。
家を探している方からよくいただく質問のひとつに、こんなものがあります。

「将来売るつもりがないのに、資産価値って気にした方がいいんですか?」

確かに、売らなければ損得は表に出ませんし、「一生そこに住むつもりだから関係ない」と考える気持ちもわかります。
ですが実際には、たとえ売る予定がなかったとしても、家を買うときに資産価値を意識しておくことはとても大切なんです。

今日はその理由を、できるだけわかりやすく、生活に即した例を交えながらお伝えします。


 

1.資産価値と住みやすさはつながっている

家の価値には2つの側面があります。
ひとつは「資産」としての価値。もうひとつは「実際に住んで暮らすときの価値」です。

この2つはまったく別物に見えますが、実は深くつながっています。

たとえば、暮らしやすい街には人が集まります。スーパーや病院が近い、交通の便がいい、治安がいい——そんな街の家は多くの人が「住みたい」と思います。
だから需要があり、結果として資産価値も維持されやすいのです。

反対に、不便で人口が減っているエリアではどうでしょうか。
スーパーが撤退し、病院も減り、バスの本数まで少なくなってしまえば、住みたい人は当然減ります。すると物件を売りたくても買い手がつきにくく、値下げしないと売れないという状況に陥ります。
わたしの実家は茂原市の新興住宅地だったのですが、まさしく今現在、上記のような状況になってしまっています。
つまり「資産価値を気にすること」とは、裏を返せば「将来も住みやすい場所を選ぶこと」なんです。
これは売る予定があるかどうかに関係なく、これから長く暮らしていくためにとても大事な視点です。



                            

2.必ずしも一生住み続けるとは限らない

「私はずっとこの家に住み続けるつもりだから大丈夫」という声もよく聞きます。
ただ、本当に一生その家で暮らすことになるかは、誰にもわかりません。

実際、昔は「一戸建てを建てて一生そこに住む」という考え方が一般的でしたが、
今はライフスタイルの多様化や寿命の延びによって、住み替えが当たり前になっています。

例えばこんなケースがあります。
・子どもが独立して広い家が不要になり、駅近のマンションに移る
・仕事の都合で都心に住み替える
・老後の暮らしや介護を考えてバリアフリーの住まいに引っ越す
・老人ホームの入居費用にあてるため自宅を売却する

最初は「ここに一生住む」と思っていても、人生の節目で考えが変わることは珍しくありません。
だからこそ、住み替えの可能性をゼロとは言い切れないのです。

わたしの両親も当時は茂原の家に住み続けるといってましたが、現在は、千葉の利便性の良いマンションを購入しました。

そう考えると、資産価値を意識して家を選ぶことは「将来の選択肢を残しておくこと」に直結します。


                      

3.万が一のときに家が守ってくれる

家を買う人の多くは住宅ローンを利用します。ライフプランを立て、無理のない返済計画を組んだとしても、予想外の出来事で返済が厳しくなることはあり得ます。

例えば、病気やケガで働けなくなったり、親の介護で収入が減ったり。そんなとき、資産価値のある家を持っていれば、大きな安心につながります。

もしどうしてもローン返済が続けられなくなった場合でも、家を売却してローンを完済できれば、一度リセットして生活を立て直すことができます。
さらに資産価値がローン残債を上回っていれば、売却後にお金が手元に残ることもあります。

しかし資産価値の低い家を買ってしまった場合はどうでしょうか。
売ってもローンが残ってしまい、追加で自己資金を出さなければならない。もしそれができなければ、任意売却や競売という厳しい選択肢しか残らない可能性もあります。

資産価値を意識するということは、最悪のときに自分と家族を守る「保険」のような役割を果たすのです。

Re・maisonに無料で相談・来店予約

4.老後の安心にもつながる

資産価値を考えて家を買うことは、老後の安心にもつながります。

持ち家でローンを完済していれば、老後の住居費は大きく下がります。年金収入だけでも暮らしやすくなるのは大きなメリットです。
さらに、資産価値が残っている家なら、将来売って現金化することも可能。老人ホームや介護施設への入居費用に充てることができます。

一方、資産価値の低い家を選んでしまうと、老後に住み替えたくなっても売れない、売ってもお金が残らないという事態になりかねません。

つまり「資産価値を気にして買うこと」は、老後の選択肢を広げることでもあるのです。


5.具体的に資産価値を意識するポイント

では、実際に家を選ぶときにはどんな点を意識すればいいのでしょうか。

・立地(駅距離、商業施設や病院など生活インフラの有無)
・街の将来性(人口推移や再開発の有無)
・管理状況(マンションなら管理組合の財政や修繕計画)
・住戸の条件(日当たり、間取りの汎用性、広さ)

こうした点を見極めることで、資産価値が落ちにくい物件を選ぶことができます。

特に「自分は売らないからいい」と思っている方こそ、立地や管理状況には注意してください。これは資産価値だけでなく、あなた自身の暮らしやすさにも直結します。

6.まとめ

家を買うときに資産価値を意識することは、「売るため」だけではありません。
・住みやすさと資産価値はつながっている
・一生同じ家に住むとは限らない
・万が一のときに資産価値があなたを守ってくれる
・老後の安心や選択肢にもつながる
・立地や管理状況を見極めれば、資産価値は残りやすい

こうして見ていくと、資産価値を考えることは「未来の暮らしを守ること」だと言えると思います。

家は大きな買い物ですから、夢や理想を優先したい気持ちも当然です。
ですが、その理想を長く安心して続けるためにも、資産価値という視点を持って物件を選んでみてください。

きっとそれが、あなたとご家族の暮らしをより豊かで安心できるものにしてくれるはずです。

Re・maisonでは、千葉エリアを中心に物件探しのサポートを行っています。あなたのライフスタイルに合った住まい選びを一緒に考えていければ嬉しいです。


                  

Re・maisonに無料で相談・来店予約

ページ作成日 2025-09-07

千葉エリアの中古マンション・不動産情報ならリメゾンへお任せください!

Other column
TOP
リメゾン
〒260-0033 千葉県千葉市中央区春日2丁目21-11遠藤ビル 3階
TEL:043-239-7108 FAX:043-239-7109