
こんにちは、Re・maisonの梅田です。
今回は住宅ローンを検討している方にとって非常に重要な制度、「団体信用生命保険(通称:団信)」について、わかりやすく解説していきます。
結論から言うと、団信は住宅ローンを組むうえで“命綱”のような存在です。
では、その実態を詳しく見ていきましょう。
1.団体信用生命保険(団信)とは?
団体信用生命保険とは、住宅ローンの返済期間中に契約者が死亡または高度障害になった場合、残っているローンが全額免除される保険です。
簡単に言えば、「万一のときに家族にローンを残さない仕組み」ですね。
多くの民間金融機関では、住宅ローンを組む際に団信への加入が必須とされています(※フラット35など一部を除く)。
●なぜ団信が“必須”とされるのか? 家を買うときに多くの人が35年ローンを組みます。つまり、ローン完済までには35年間、何が起こるかわかりません。
「今は健康だけど、この先もずっと元気でいられるとは限らない…」
そんな時、団信に入っていれば、もしもの事態が起きても残されたご家族に返済の重荷を背負わせる必要がありません。
家を“買う”という行為は、単に不動産を所有するだけでなく、「家族を守る備え」でもあるのです。
2.団信のタイプと金利の違い
最近の住宅ローンは、標準的な死亡・高度障害の保障だけでなく、さまざまな病気に対応する“上乗せ型”の団信も選べるようになっています。
● がん団信 :がんと診断されたら残債ゼロ :金利+0.1%前後
●三大疾病保障 :がん・急性心筋梗塞・脳卒中 :金利+0.2%前後
● 八大疾病保障 |:三大疾病+糖尿病・高血圧など生活習慣病系:金利+0.3〜0.4%前後
金融機関によっては「がん団信無料付帯」のサービスを提供しているところもあります(例:千葉銀行など)。
金利だけでなく、保障内容も比較するのが大切なポイントです!
●注意!健康告知が必要です
団信に加入する際は「健康状態の告知」が必須です。
過去の病歴や持病によっては団信に加入できない場合があり、それは即ち住宅ローンの審査NGにつながります。
「数年前にがんを経験している」
「糖尿病で投薬中」
といったケースは、金融機関によって対応が分かれるため、早めの相談がカギになります。
3.団信に通らなくても住宅ローンをあきらめる必要はない?
実はあります。たとえば…
* フラット35のように「団信任意型」のローン商品もある!
→ フラット35は団信加入が任意のため、健康上の不安がある方にも柔軟です。
ただし注意点として、万一の際の保障はない(自己責任)ため、団信に代わる保険の加入(例:収入保障保険など)が必要です。
また、「ワイド団信(引受基準緩和型)」という制度も存在し、健康状態に不安がある方でも加入できる場合があります(※そのぶん金利上乗せあり)。
●Re・maisonのサポート体制 当社では、住宅ローン審査が不安な方へ以下のようなサポートを行っています。
* 健康状態に合った金融機関の選定
* フラット35など団信任意型の提案
* 医師との相談資料の整理サポート
* セカンドオピニオン的な審査比較
「どうせ無理かも…」と諦める前に、ぜひ一度ご相談ください!