「住宅ローン、通るか不安な方へ」銀行選びより“誰に相談するか”で変わる現実

「住宅ローン、通るか不安な方へ」 銀行選びより“誰に相談するか”で変わる現実 「住宅ローン、通りますか?」これは、家を探し始めた方が必ずと言っていいほど抱える不安です。そして僕ら不動産営業の立場としても、最初に必ず向き合うテーマでもあります。 結論からお伝えすると――住宅ローンが通るかどうかは、“銀行の基準”だけで決まるものではありません。むしろ、どの不動産会社に相談したか、その営業が誰だったかで変わるというのが現実なんです。 この記事では、ローンの通過率に影響する“不動産会社の力量”について、現場目線でお伝えします。
1.「銀行ごとに審査基準が違う」は、もう常識
住宅ローンの審査基準は、銀行ごとに異なります。 A銀行では勤続年数2年未満はNG B信用金庫では共働き世帯に甘め Cメガバンクでは借入比率に非常に厳格 など… これはある程度、住宅業界では“常識”になっています。 でも、実はそれ以上に大きいのが、「その銀行に誰が持ち込んだか」で対応が変わるということです。
2.銀行は「どこからの紹介か」を見ている
多くの方は、住宅ローン審査というと“属性”や“書類の中身”で評価されると思っています。もちろんそれは間違っていません。 でも実は、銀行側も「どこからの申請か」を重視しています。なぜなら、銀行にとっては一元さん(初めての申込)よりも、日頃から継続的に案件を紹介してくれている会社の紹介案件の方が、安心して対応しやすいからです。
3.Re・maisonの強み:地銀・信金との太い信頼関係
たとえば、弊社Re・maisonの場合。正直に言えば、メガバンクとのパイプはそれほど太くありません。でも、その代わりに、地元の地方銀行・信用金庫との関係は非常に強いというのが強みです。 理由はシンプルで、日頃から多数のお客様をご紹介し、丁寧に案件をつなげてきた実績があるから。この“実績”があることで、銀行の営業担当者や審査部の方とも信頼関係ができており、「Re・maisonさんからの紹介なら、内容を詳しく見てみよう」という流れになることも少なくありません。
4. 審査を通すのは「紙」ではなく「提案力」
ここが、今回一番伝えたい部分です。 住宅ローンの審査は、銀行の中では「審査部」がチェックしますが、そこに情報を届けるのは「営業担当(窓口の人)」です。 この営業担当が、どのように案件を説明し、どんな補足資料をつけるかで、審査部の判断が変わることがあります。 言い換えれば、“どの銀行”に出すかより、“どの営業担当が動くか”の方が重要な場面もあるということです。 そしてその営業担当と“付き合いが深い”のが不動産会社の担当者。つまり、僕ら不動産営業の側にも、提案を通す責任があるんです。
5. 実際にあった事例:勤続3ヶ月でローン通過
よく、「勤続年数が1年未満だと通らないですよね?」と聞かれます。 実際、そう言う銀行もあります。ですが、勤続3ヶ月でも通ったお客様が、僕の担当で何人もいます。 もちろん、それなりの属性や今後の見込みがあったからですが、それだけではなく、「この方は転職後も安定的な雇用が見込めます」という説明を、銀行担当と一緒に戦略的に進めたことが大きかったと思っています。
6. 審査担当者は“人”であることを忘れずに
住宅ローン審査って、もっと機械的なものだと思っていた…という方も多いのですが、実は審査をするのは“人”です。 その日の担当者、最近のトレンド、審査部の混雑状況――いろんな要素が微妙に絡み合って、結果が変わることがあります。 同じ内容で申請して、今月は通ったけど先月は落ちた、ということもある。それだけに、ローンの世界には“読み”と“経験”が必要なのです。
7. 「ローンに不安がある人」ほど、見るべき視点
もしあなたが、住宅ローンに少しでも不安を感じているなら、選ぶべき不動産会社は「ローンの情報発信が多い会社」だと僕は思います。 なぜなら、日頃からローンの知識・事例・考え方を発信している会社は、それだけ現場での経験値と対応力を持っている可能性が高いからです。 単に「物件情報がたくさん載っている」だけでは、ローンの不安をサポートすることはできません。
8. 最後に:住宅ローンの本当のパートナーとは
住宅ローンは、家を買ううえで避けて通れないものです。でも、通るかどうかが不安で、その一歩を踏み出せない方は多いと思います。 だからこそ、 「どの銀行を選ぶか」ではなく、「誰に相談するか」この視点をぜひ持ってみてください。 僕らRe・maisonは、ただ物件を紹介するだけではなく、「住宅ローンを通す」というところまで責任を持って伴走する会社でありたいと思っています。 不安がある方ほど、遠慮せずに相談してください。“ローンを通す道”は、必ず見つけ出せます。