【修繕積立金とは 将来のためのもの】 | 千葉の中古マンション・不動産情報ならリメゾンへ

TOPページ >
不動産知識コラム一覧 >
【修繕積立金とは 将来のためのもの】
2023-07-03

【修繕積立金とは 将来のためのもの】


 

【修繕積立金とは 将来のためのもの】


お世話になっております。Re・maisonの梅田でございます。
今回はマンションの寿命について、書かせていただきます。
※公益財団法人マンション管理センターの内容を抜粋しております。

 

修繕積立金は、将来予想される管理組合が行う共用部分の計画修繕の費用を賄うものです。建物は経年により物理的にも劣化するので修繕が必要になりますし、建物の機能を新築当時から向上させようとすると、改善も必要になります。

その経費は、毎年同じように支出されるものではなく、ある時期にまとまった額が必要になります。

もちろん、その時々に必要な額を区分所有者から徴収する方法もありますが、将来的に必要となる額を計画的に積み立てておくことで、必要な時期に必要な工事が円滑に実施できることになります。

修繕積立金の額は、将来どういう修繕工事が必要になるかということを検討した長期修繕計画* に基づいて決まってきます。

25 年とか30 年先までに推定される工事費総額を賄うように積み立てていきますが、注意しなければいけないのはその積立て方式です。

初めのうちは低額にしておいて、将来何倍にも増額することを前提とした積立て方式をとっていたり、多額の一時金を徴収することを予定したりしていることがあります。

修繕積立金の毎月の徴収額を改定したり、一時金の徴収をするには総会の決議が必要になりますが、大幅な値上げをしたり、多額の一時金を徴収することについて区分所有者の合意を得ることは難しいことが多く、想定していた値上げができず修繕費用が不足するといった事態が生じるおそれがあります。

購入時点で修繕積立金が安いからよかったというものではないことに注意が必要です。

ページ作成日 2023-07-03

このコラムを書いた人

株式会社Re・maison 梅田雅人

不動産の取引は600件超しているので、不動産知識についても絶対的な自信があります。シングルファザーとして9歳、4歳の2人の男の子の子育て、仕事に日々奮闘中です!いままでの経験と実績を活かして、多くの方により良い提案していき、安心して購入できるよう努めてまいります。

千葉エリアの中古マンション・不動産情報ならリメゾンへお任せください!

Other column
TOP
物件を探す
リメゾン
〒260-0033 千葉県千葉市中央区春日2丁目21-11遠藤ビル 3階
TEL:043-239-7108 FAX:043-239-7109