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【不動産業界の裏話】見せかけの“割安物件”に注意!戸建てでよくある落とし穴とは?
2025-06-28

【不動産業界の裏話】見せかけの“割安物件”に注意!戸建てでよくある落とし穴とは?

見せかけの“割安物件”に注意!戸建てでよくある落とし穴とは?

こんにちは、Re・maisonの梅田です!

物件検索サイトで「えっ、この立地でこの価格!?」と驚くような物件、たまに見かけませんか? 確かに価格は魅力的。でも実は…その物件、割安な理由がしっかりあるんです。

特に戸建てにおいては、表面上ではわからない「購入後に後悔しやすい」落とし穴が潜んでいることがあります。 今回は私が実際に現場で見てきた、“よくある注意ポイント”をお伝えします!

1.道路づけが悪く、車が入らない

一戸建てで意外と多いのが、「道路が狭すぎて車が入らない」ケース。
建築基準法では、原則として幅4m以上の道路に2m以上接していないと建築できないとされています。 しかし、実際には幅が2.6mしかない道路や、旗竿地のように極端に接道が細い物件もあります。 「駅から近くて便利!」と思っても、車を使う方にとってはかなり不便。 なかには軽自動車すら通れない道幅というケースもありますので、要注意です。

2.「再建築不可」の物件だった!

これも多くの方が見落としがちなポイントです。

一見すると普通の中古戸建。でもよく見ると、「再建築不可」。 つまり、建物が古くなっても建て替えができないということです。 なぜかというと、その土地が建築基準法上の道路に2m以上接していない、いわゆる「接道義務を満たしていない」ケース。 ローンも組めないため、基本的には現金購入しかできません。 価格が安く見えるのは当然。でも買ってから「建て直せないじゃん…」と後悔しないように、事前確認が必須です!

3.心理的瑕疵がある物件

いわゆる「事故物件」と呼ばれるもの。

私個人としては、この“事故物件”という表現、あまり好きではありません。 人が室内で病気などで亡くなられた物件、あるいは自死・事件性のある物件など、事情は様々です。 こういった情報は「告知事項」として、宅建業法上、買主に対して説明義務があります。 実際、そうした履歴のある物件は市場価格よりも数百万円安くなるケースが少なくありません。 「そういう事情を気にしない」という方にとっては、お得な選択肢になるかもしれませんが、 購入前には必ず不動産会社に告知事項があるかどうかを確認してくださいね。

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4.問い合わせ目的の“釣り物件”も存在する

これも不動産業界の“あるある”ですが、明らかに安すぎる物件が掲載されていて、 問い合わせると「もう売れちゃいました」と返ってくるパターン、ありませんか?

実はこれ、お客様の情報を得るための【釣り】の可能性もあります。

特に再建築不可や告知事項あり物件は、市場に長く残りやすく、安く掲載しがちです。 でも大切なのは、「なぜ安いのか?」を営業担当者がきちんと説明してくれるかどうか。 「とりあえず会って説明します」は要注意です。

まとめ|“割安物件”の理由を見抜こう

安い物件には必ず理由があります。

・接道義務を満たしていない
・再建築不可
・心理的瑕疵あり
・車の通行が困難
・そもそもローンが組めない

こうした“隠れたマイナス”を知らずに購入すると、後々のトラブルや後悔につながりかねません。

だからこそ、私たち不動産会社は、「悪いこともきちんと伝える」ことが何よりも大事だと考えています。 物件のメリットは誰でも語れます。でも、デメリットを率直に話せる会社かどうか、そこが信頼の分かれ道です。 気になる物件があったとき、「なぜこの価格?」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。 Re・maisonでは、物件の良し悪しをしっかりご説明したうえで、お客様に最善の選択をしていただけるよう心がけています!

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ページ作成日 2025-06-28

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