【おとり広告】の現場で感じた違和感が、いまの原点になった | 千葉の中古マンション・不動産情報ならリメゾンへ
【おとり広告】の現場で感じた違和感が、いまの原点になった
“おとり広告”の現場で感じた違和感が、いまの原点になった
不動産業界に入ったばかりの頃、私は賃貸仲介の会社に勤務していました。 右も左もわからない新人時代、最初に教えられたのが「おとり広告」という手法でした。 ネットに掲載されている物件の中には、実際にはすでに契約済みだったり、最初から存在しない物件だったりするものもあります。 理由を聞けば、「集客のためには必要な手段」と言われました。 「とりあえず来店してもらえれば、別の物件を紹介できるから」と。 最初は、それが業界の常識なのだと自分に言い聞かせていました。
自分の住んでいる部屋が、ネットで“募集中”になっていた
自分の住んでいる部屋が、ネットで“募集中”になっていた ある日、自分が住んでいる社宅が、ポータルサイトに「空きあり」として掲載されているのを見つけました。 正直、ショックでした。自分が暮らしている場所が、勝手に“商品”として扱われている。 大切にしていたはずの生活が、あっさり集客の道具にされているようで、なんとも言えない気持ちになったのを覚えています。 「自分がされたら嫌なことを、お客様にしている」 そう思ったとき、どうしても納得ができなくなりました。 もちろん、当時の私はまだ何もわかっていない若手でした。 実力もなく、勢いだけでやっていた部分もあります。 でも、どこかで「このままでいいのか?」という気持ちは常にありました。)
嘘をついて売ることに、意味があるのか?
会社では、「とにかく契約を取れ」という空気が常にありました。 少しでも迷っているお客様には、強引に申込を取る。 事実を伏せて説明をすることも、珍しくありませんでした。 でも私は、「誠実にやっている人がバカを見るような世界でいいのか?」と、ずっと疑問に思っていました。 会社のルールだから、皆がやっているから… そうやって目をつぶることに、限界を感じていました。 そんな思いが積み重なり、その会社を辞める決断をしました。 そして、「本当にお客様のためになる仕事をしたい」と考え、売買仲介の世界に飛び込みました。
“三井のリハウス”で学んだ、真っ当な営業の姿勢
その後、三井のリハウスに入社することができました。 そこでは、「誠実であること」が営業の基本として徹底されていました。 事実を正しく伝えること、物件のデメリットを隠さないこと、そして、お客様に嘘をつかないこと。 やっと、「まともに働ける場所に来た」と思えました! もちろん、売買仲介の世界も甘くはありませんでした。 プレッシャーや責任の重さもあり、毎日が必死でした。 でも、不思議と後ろめたさは一切ありませんでした。 「お客様のために動くこと」が評価される環境に、自分自身も変わっていくのを感じました。
「売る」のではなく「買う人の味方」でいたい
今、私はRe・maisonという会社を立ち上げ、仲間と一緒に仕事をしています。 私たちが大切にしているのは、「買う人の立場に立って考えること」です。 リノベーション済みの中古マンションって、一見すると綺麗に見えます。 でも、実際には「表面だけきれいに仕上げた」だけの物件も多いんです。 配管が古かったり、重要な箇所が手つかずだったりすることもあります。 だからこそ、私は物件を紹介する際に、良い点だけでなく、懸念点やリスクも必ずお伝えします。 「この物件は、おすすめできません」と正直に言うこともあります。 それが、本当にお客様のためになると信じているからです!
信じられる不動産会社でありたい
不動産業界には、いまだに“グレー”な営業手法が残っています。 でも、私はそういう常識を変えたいと思っています。 うちの会社だけは、正しいことをして、正しく選ばれる会社でありたい! 家は、ただの「建物」じゃありません。 そこに住む人の人生や、大切な時間が詰まっています。 だからこそ、「この人から買ってよかった」と言ってもらえる営業でありたいと思っています! これからも、うちを選んでくださる方々の信頼に応えられるよう、誠実に仕事をしていきます。 そして、不動産を通じて「誰かの人生に、前向きな影響を与えられる存在」になりたいと心から思っています!
ページ作成日 2025-06-07
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