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【引渡し条件の確認とは!?★シンバの不動産勉強シリーズ★】
2024-10-13

【引渡し条件の確認とは!?★シンバの不動産勉強シリーズ★】



どうも、Re・maison(リメゾン)の椎名です!

今回は「引渡し条件の確認」
についてお話できればと思います。

◆引渡し可能な期日が限られることもある
引渡し期日は、売主・買主双方に
とって重要な意味を持ちます。

売主の住み替え先の都合や、転勤・通学との
兼ね合いなどで、引渡し期日が
限定されることがあります。

また購入者が見つかっても、現在居住している
住まいをすぐに引渡すわけにはいきません。

転居先は購入するのか賃貸なのか、転居に要する
期間はどの程度必要かを売主に確認しながら
現実的に引渡しが履行できる期日を決定します。

不動産会社の対応が中途半端だと、購入検討者の
引渡し希望日と一致しなかったり、売主が慌てて
転居先を探しても見つからないといった
不手際が生じ、最悪、売却機会を
逃してしまう可能性もあります。

◆引渡し時の残置物と持参物
不動産売買では、売主が残置物を片付けた状態で
引渡すことが慣習となっています。

ただ買ったばかりのエアコンが残置されれば
販売上の付加価値になる可能性があります。

逆に古いエアコンなど買主にとって不要なものは
残っていると撤去費用が発生するので
売却のマイナス要因になります。

売主によって、残置するものや次の住まいに
持参したいものは異なります。

残置するか持参するか、買主の希望によりどちらも
対応可能なのかを確認し、その内容を設備表に
記入して後日問題が起きないようにしていきます。

なお売主が高齢であったりして撤去が難しい場合は
不用品処理業者を紹介します。

◆不動産売却後の「引渡し猶予」
不動産取引では、売買代金全額の支払いと
引き換えに物件の引渡しを行うことが原則と
されていますが、買い替えの場合は
「引渡し猶予」が必要になることも。

引渡し猶予とは、買主が売買代金全額を
支払った後の一定期間、売主から買主への
物件引渡しを猶予することです。

引渡し猶予期日は数日から1週間など
短期間の場合が一般的で、販売図面に
その旨を記載します。

引渡し猶予期間中の所有権は新しい所有者に
あるため、猶予期間中に売主を居住させることを
了承する旨を契約時に書面で
交わす必要があります。


これからもこのような不動産知識を
配信できればと思います。
ご参考にしていただけると幸いです。

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ページ作成日 2024-10-13

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