【「地番」「住所」の違いとは！？★ナンシーの不動産勉強シリーズ★】 | 千葉の中古マンション・不動産情報ならリメゾンへ

こんにちは、Re・maisonの椎名です！
本日は登記簿謄本にも載されている「地番」、
「住所」についてお話させ出来ればと思います。

「地番」「住所(住居表示)」とはなんなのか？

ある土地の情報を法務局で調べるには、
あらかじめその土地の「地番」というものを
何らかの方法で知っておく必要があります。

この「地番」とは土地の一筆
(「いっぴつ」または「ひとふで」)と読みます
つけられている1からはじまる番号で、
その土地を最初に作った人が
番号を付けて登記しています。

例えば、○○市○○町という
住所の417筆目の土地ならば、
「○○市○○町417番」のように書かれます。

土地が最初に登記された昔は
おおらかな時代だったようで、
番号のつけ方にはこれといった決まりがなく、
バラバラに番号がつけられていたり、
数字以外の文字が振られていることもあります。

なので地番だけ教えられて
その場所を探し出すことは、
かなりの困難を伴います。
これらに対して「住所(住居表示)」は、
聞いただけで場所が探せたり、
郵便物が届きやすいように建物ごとに
一定の法則で番号を
振り直しているものになります。

「○○市○○町4丁目1番7号」であれば、
とにかく○○町4丁目の1番の街区を探して、
その街区をぐるっと一周すれば
7号の家を探すことができます。

これは高度成長期に都市に人口が集中し
地番では場所がわからず
戸惑う人が全国で続出したことから、
国が法律を作って
新たに住居表示を定めたというわけです。

一方で地方では、
まだ住所と地番が一致することが
多いものこのような理由によるものです。
不動産を購入すると契約をしますが、
記載されているのは「地番」が多いです。

ですので、住所と違う！
となることがありますが
上記理由により違いが出てきます。

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