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スキップフロアとは?特徴・メリット・デメリットを徹底解説!
2025-07-21 2025-07-21

スキップフロアとは?特徴・メリット・デメリットを徹底解説!

スキップフロアとは?特徴・メリット・デメリットを徹底解説!

こんにちは、Re・maisonの梅田です!
「エレベーターがフロアをスキップする」ことから、そのまま「スキップフロア」と呼ばれています。 たとえば10階建てのマンションで、エレベーターの停止階が1階・3階・6階・9階などであれば、2階・4階・5階・7階・8階・10階には直接止まらない構造になります。
こうしたスキップフロア階にある住戸にアクセスするには、エレベーター停止階で降りてから階段を使って上り下りする必要があります。
この構造により、スキップフロアの住戸には通常の停止階の住戸と異なる特徴が生まれるのです。
今回はスキップフロアのメリット・デメリットの点について書いていきます。

1.メリット|居住面積を広く確保できる

スキップフロアの住戸には「共用廊下が存在しない」という構造的特徴があります。
通常、マンションでは各戸の前に共用廊下があり、それに面して玄関が並んでいます。
しかしスキップフロアの階は、基本的にその住戸専用の階になるため、共用廊下を設ける必要がなく、そのぶん専有面積を広く取ることができます。
つまり「壁の向こうが共用廊下」という制限がなくなるため、間取りや空間設計において自由度が高くなるのです。

2.プライバシー性が高い

スキップフロア階の住戸には、その階に住む本人以外が立ち入ることは基本的にありません。
結果として、玄関前を他の住人が通ることもなく、プライバシー性が非常に高くなります。
また、不要な人の往来がないことで、静かで落ち着いた生活環境が保たれやすいというメリットもあります。

3.採光・通風性の高い間取りが可能

スキップフロアは共用廊下の制限がないため、両側に窓を設けた「二面採光」や、
「端から端までバルコニーを設ける」など、開放感のある間取りが可能です。
一般的なマンションでは難しいような、方角の異なる2面バルコニー設置なども実現可能になります。
このため、採光性・通風性が高く、快適な居住空間をつくりやすいのが特徴です。

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4. 割安になる理由と売主側のデメリット

スキップフロアのデメリットスキップフロアの物件は、エレベーターが停止しないという構造上のデメリットがあるため、同じマンション内のエレベーター停止階と比べて販売価格が割安に設定される傾向があります。

これは、階段移動の不便さを価格面でカバーする意図があり、買主にとっては「割安で広い部屋が手に入る」というメリットになります。

一方、売主側としては“物件が売れづらい”または“価格を下げざるを得ない”という販売上のデメリットがあるため、積極的にスキップフロアの部屋を仕入れ・販売するケースは多くはありません。 このように、購入者には経済的なメリットがある反面、利便性をどう考えるかが重要な判断ポイントとなります。

①階段移動が発生する スキップフロア最大のデメリットが、「エレベーターが止まらない階にある」という点です。 外出時はエレベーターの停止階まで階段を使って下りる必要があり、帰宅時は停止階で降りてから階段を上って住戸にたどり着く必要があります。 この上下の移動が、特に高齢者や小さなお子さまがいるご家庭、重い荷物を持っている場合などには大きな負担となる可能性があります。 ただし「外出時は下の階から乗る」「帰宅時は上の階で降りる」といった工夫をすれば、階段移動は下りだけに抑えることもできます。

②来客の導線が複雑になる 来客者がスキップフロアの住戸に訪問する場合、通常のフロアのようにエレベーターで直行できないため、事前に説明をしておかないと迷わせてしまうこともあります。 スキップフロアはこんな人におすすめ! 人通りが少ない落ち着いた環境で暮らしたい方 居住スペースをなるべく広く取りたい方 採光・通風にこだわりたい方 他の住戸と距離を保ちたい方 逆に、階段の上り下りが負担になる方や、バリアフリーを重視される方には向いていない場合があります。

5.まとめ|スキップフロア=選ばれた人の“特等席”

スキップフロアは、単なる「エレベーターが止まらない階」ではありません。 その構造をうまく活かすことで、プライベート性・居住性・開放感など、通常のフロアでは得られない魅力を手に入れることができます。
利便性を重視する方には不向きかもしれませんが、「静かで広く、自由な住まいを望む方」にとっては、まさに知る人ぞ知る“穴場”の選択肢です。

気になる物件にスキップフロアの住戸があったら、ぜひ一度見学してみることをおすすめします。 Re・maisonでは、こうした細かな特徴を含めて、ライフスタイルに合った物件選びを全力でサポートしています!

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ページ作成日 2025-07-21

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