こんにちは、Re・maisonの梅田です!中古マンションや戸建て探しをしていると、よく目にする「価格改定」や「値下げしました!」の文字。 「お、安くなった!ラッキー!」と思う方も多いですが、実は値下げ物件には“狙い目”と“注意点”が混在しています。 本日は、不動産営業として日々現場で接している視点から、値下げ物件に隠された本当の意味と、見極めポイントを解説します!
1.値下げ物件はなぜ生まれる?その背景とは
値下げされる物件にはいくつかの典型的な理由があります:
①売主の事情(早く売りたい) 相続や住み替え、転勤などで「すぐに現金化したい」ケース。
②売主が2重ローン状態になっており、1日でも早く手放したい事情がある。
③長期間売れなかった 相場より高い価格で出していたが、内見が入らず値下げ。
シーズンや相場の変動に合わせて調整 住宅購入のオフシーズン(夏や年末)に入って動きが鈍り、価格を見直す。 このように、“安くなった”=“悪い物件”というわけではありません。
2.値下げ物件=お買い得?チェックすべき3つの視点
① なぜ値下げされたのか?
営業担当にヒアリングを 「なぜこのタイミングで値下げしたのか?」を聞くことで、売主の本音や販売戦略が見えてきます。 →「売主様が今月中に売りたいとのことで」「他に決まりそうな物件が出て焦って」など、急ぎ度が高ければ、さらに交渉の余地があることも。
② 販売履歴のチェック(元の価格・掲載期間)
ポータルサイトで追っていくと、「最初の掲載価格」「いつ値下げされたか」がわかる場合もあります。 → 価格の動きから「強気→妥協」の変遷が見えると、売主のスタンスも推測しやすくなります。
③ 立地・管理・瑕疵などに“落とし穴”はないか?
安くなったからといって飛びつくのではなく、以下の点をしっかり確認: 管理状態(修繕積立金の残高や長期修繕計画) 過去の雨漏りや傾きなど構造上の問題 再建築不可や接道義務違反などの法的制約 心理的瑕疵(事故物件) 安さの“理由”がきちんと納得できるかが大切です。
3.値下げ物件でも“さらに交渉できる”ケースも
「値下げした=底値」とは限りません。 特に内見後に気になるポイントがあれば、それを材料に再交渉するのは大いにアリです。
例: エアコン・給湯器が古い クロスや床に経年劣化がある 隣地との境界トラブル履歴がある こういった点を丁寧に整理して伝えることで、「あと30万円下がったら決めます」といった具体的な交渉もしやすくなります。
ただし注意したいのは、売主様に対する配慮です。物件は売主様が大切に住んできた“わが家”です。
「室内が汚いから」「リフォームするから安くして」といったストレートすぎる言い方は、売主様の気分を害してしまうこともあります。 交渉の際には、あくまで丁寧な表現で「気になる点があるため、少しご相談できれば」といったスタンスをとることが大切です。
こうした気遣いを持った交渉を売主様にうまく伝えるのが、私たち仲介会社の腕の見せ所でもあります!
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4.梅田の見解|“安くなった物件”ほど、実は売れるスピードも早い!
「値下げされると、物件の注目度が一気に上がるんです。
たとえば今まで見逃していた人が“急に予算内に入ってきた”と気づいて、即日申し込みが入るケースもあります。」 「だから、値下げされたタイミングでの“即決断力”も実は重要です。内見して良ければ、迷わず進められるように事前の資金計画やローン審査は済ませておくとスムーズです!」 ただし!注意も必要です。
価格が下がったとはいえ、必ずしも相場より割安とは限りません。中には、値下げ後でも依然として周辺相場より割高な物件も存在します。 だからこそ、気になる物件がある場合は、一度プロに相談することをおすすめします。
Re・maisonでは、価格が妥当かどうか、周辺との比較も踏まえて“正直に”お伝えします。
そしてもうひとつ、Re・maisonの強みとしてお伝えしたいのが、【今後値下げされる可能性が高い物件情報】が他社よりも早く入ってくるという点です。
その理由は、代表の梅田が日々取引先と密に情報交換を行っていること、そして千葉エリアで10年以上の実績を持ち、多くの不動産会社との信頼関係が築けているためです。 「気になる物件があるけれど、もう少し下がるかも?」そんな時も、お気軽にご相談ください。
5.7月〜9月は実は“狙い目シーズン”?
梅雨〜夏の猛暑シーズン(7月〜9月)は、不動産の動きが一年の中でも特に鈍くなる傾向にあります。
実際、外に出て物件を見に行くのが億劫になる方が多いため、軽く探している層の行動が鈍り、その影響で売れ残った物件に「価格改定」が入りやすい時期なのです。
このタイミングで気になる物件が値下げされることも多く、いわば“ライバルが減った中で良い物件を拾える”チャンスの時期とも言えます。 ただし、値下げが入ると物件への注目が一気に高まり、内見希望者が急増することも。
「ちょっと気になってるな…」と思っていた物件が値下げされた場合は、“もう少し待とう”ではなく、まずは一度お問い合わせいただくことをおすすめします。 自分が気になっているということは、他の誰かも同じように見ている可能性が高いです。 価格が下がったタイミングでの即行動が、良い物件を手に入れる鍵になるかもしれません。
6.まとめ|「安いには理由がある」、でも「理由が明確ならチャンス」!
中古物件探しで「値下げされている=怪しい」と思って敬遠してしまうのはもったいないかもしれません。確かに安くなっている理由を見極めずに飛びつくのは危険ですが、その理由が「売主の事情」や「販売戦略の見直し」であるならば、逆にチャンスとも言えるのです。
大切なのは、その価格改定の背景をしっかり読み取り、納得したうえで選択すること。 とくに7〜9月の暑い時期は、物件を探す人が減ることで競争も緩やかになり、値下げ物件に出会いやすい“買い手優位”の時期です。その分、気になったら即行動がチャンスを逃さないポイントにもなります。 また、値下げされたからといって自動的に“お得”とは限らず、相場との比較や今後のリスクも含めてしっかり判断する必要があります。
Re・maisonでは、相場観をもとに「本当に買い時か?」「この金額は妥当か?」を率直にお伝えしています。現場経験をもとにした視点とネットワークを活かし、お客様にとってベストな選択ができるよう全力でサポートいたします。 「気になる物件があるけど、少し不安…」そんなときこそ、まずはお気軽にご相談ください。 “安くなった理由”が明確で納得できれば、それは「お得な出会い」かもしれません。
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